森家年譜 凡例
「森家年譜」を見ていただくためのきまりごと

更新 2008/6/6

※本年譜の著作権は作成者(佐藤誠)にあります。著作権法の例外規定を除き、無断転載・引用等は堅くお断り致します。

《凡 例》
@本年譜は森家発祥より現在に至るまでの森家関係事項を網羅するものである。ただし、明らかに史実ではないと断定できる記事に於いては掲載しなかった(年譜1については廃止した−2006/1/20)。
A近世の年譜は森家一族毎に分割した。詳細は下記の通り。
   本家(美濃金山〜信濃川中島〜美作津山〜備中西江原〜播磨赤穂)
   三日月家(津山新田〜播磨三日月)
   新見関家(美作宮川〜備中新見)
   その他(旗本・あるいは森家以外の大名に仕えた森家等)→焦げ茶色
 ただし、森家の一族で各分家に仕えている者の事績に関しては本家・三日月・新見の各項に記した。
B森一族各家の呼称については別掲「森家一族の分類」に従った。
C昭和後期から現在に至るまでの系譜についてはプライベートな問題もあり、森家ご一族に関する事項は既に公刊されている文献により、記載も必要最小限にとどめた。
D年譜本文には可能な限り出典を明記した。なお、本年譜では頻繁に出る出典は下記の略称を用いた。
略称(五十音順)  出典名称  備        考 
   
赤穂森  播磨赤穂 森家譜  明治7年森忠儀提出(東京大学史料編纂所 所蔵) 
赤穂○(○は巻数) 赤穂市史 赤穂市史編さん室編(赤穂市刊)
浅野○(○は文書番号) 浅野家文書(大日本古文書) 東京大学史料編纂所編纂
家康文書○(○は文書番号) 徳川家康文書の研究 中村孝也著(日本学術振興会刊)
梅津○(○は巻数) 梅津政景日記(大日本古記録) 梅津政景著、東京大学史料編纂所編(岩波書店刊)
加賀○(○は巻数) 加賀藩史料 前田家・日置謙編(清文堂刊)
華族 平成新修旧華族家系大成 霞会館編(吉川弘文館刊)
寛永 寛永諸家系図伝 徳川幕府編(続群書類従完成会刊)
寛政 寛政重修諸家譜 徳川幕府編(続群書類従完成会刊)
旧義○(○は号数)  義士魂(旧)  赤穂義士会編 
黒稿下 黒田家臣伝稿本 下巻(久留里藩) 森勝蔵著
軍記 森氏軍記(林道休覚書) 東京大学史料編纂所架蔵謄写本(松平ョ武氏所蔵)
顕妙○(○は巻数) 顕妙公済美録(安藝広島藩) 広島藩浅野氏編纂(浅野家蔵・東京大学史料編纂所架蔵写真帳)
公記 信長公記 太田牛一著、奥野高廣・岩澤愿彦校訂(角川文庫)または桑田忠親校注(新人物往来社刊)
真田○(○は文書番号) 真田家文書 米山一政編(長野市刊)
市街○(○は巻数) 東京市史稿  市街篇
寺社○(○は巻数) 東京市史稿  寺社篇
実録○(○は巻数) 森家先代実録 赤穂藩森家編纂(森家・赤穂大石神社・新見市立図書館所蔵)
信濃○(○は巻数) 信濃史料 信濃史料刊行会編
史料○−○(○は編・巻数) 大日本史料 東京大学史料編纂所編纂(東京大学出版会刊)
新義○(○は号数) 義士魂(新) 赤穂大石神社・赤穂義士顕彰会編
駿府記 駿府記(史籍雑纂『当代記・駿府記』) 続群書類従完成会刊
仙珪 仙珪和尚日記 抄 片山伯仙編(花岳寺刊)
続家譜○(○は巻数) (森家)続家譜 赤穂藩士鯰江高敬編
続徳川(○は篇数) 徳川実記(正続、黒板勝美編『新訂増補国史大系』) 徳川幕府編(吉川弘文館刊)
大系図 森家大系図 赤穂市大石神社所蔵「森家史料」のうち
伊達○(○は文書番号) 伊達家文書(大日本古文書) 東京大学史料編纂所編纂
田村 田村家文書(陸奥一関藩) 旧奥州一関藩田村家伝来、一関市博物館所蔵
断○(○は巻数) 断家譜 続群書類従完成会刊
伝記○(○は巻数) 森家伝記 赤穂市大石神社所蔵「森家史料」のうち
当代記 当代記(史籍雑纂『当代記・駿府記』) 続群書類従完成会刊
徳川○(○は篇数) 徳川実記(正続、黒板勝美編『新訂増補国史大系』) 徳川幕府編(吉川弘文館刊)
徳系○(○は巻数) 徳川諸家系図 高柳光壽他編(続群書類従完成会編)
日記 慶応四年 赤穂藩御城日記 花岳寺藩史寺史会編(花岳寺刊)
信長文書○(○は文書番号) 増訂 織田田信長文書の研究 奥野高廣著(吉川弘文館刊)
細川○-□(○-□は巻数-文書番号) 細川家史料(大日本近世史料) 東京大学史料編纂所編(東京大学出版会刊)
正次 森正次家系実録 東京大学史料編纂所架蔵謄写本
松井○(○は文書番号) 松井文庫所蔵古文書調査報告書(熊本藩家老松井家) 八代市立博物館未来の森ミュージアム編
三日月藩日記○江(○は巻数、江の字がある場合はは当該史料が江戸日記であることを示す) 三日月藩文書解読 藩庁史料・役方史料 日記 三日月町古文書の会編(三日月藩古文書解読調査団刊)
三日月森 播磨三日月 森家譜 明治7年森俊滋提出(東京大学史料編纂所 所蔵)
武蔵○(○は巻数) 新篇武蔵風土記稿(大日本地誌大系) 徳川幕府編纂、蘆田伊人編・根本誠二校訂(雄山閣刊)
可政 森可政系図伝 東京大学史料編纂所架蔵謄写本
由来 大石神社創建の由来と歴史 飯尾 精(赤穂大石神社刊)
柳営○(○は巻数) 柳営補任(大日本近世史料) 東京大学史料編纂所編纂(東京大学出版会刊)
歴代 歴代古案
E年譜の月は数字のみで記した。例え8月10日は「8.10」となり、8月のみだと「8」となる。
F閏月は○内に数字を入れて表記した。例えば閏12月15日は「K.15」となる。
G年齢の表記は出典の記録によることを原則としたが、記載がない場合は昭和20年(1945)頃までは当時の慣例に従って数え年とした。
H月日が不明な場合は「是歳」と表記した。
I暦は明治5年(1872)以前は太陰暦の表記に依った。また、旧暦の際の西暦表記は正確に表現すると煩雑になるため大体の目安を示した。
J日本史の重要事項については必要最低限にとどめた。
K各事項は☆印を頭に付した。
L年代や月日は正確に断定できないが、当該時期と思われる記事は「是歳」・「是頃」、あるいは※で記した箇所もある。
M当主欄は華族制度が廃止される昭和22年(1947)までを明記した。
N本年譜は詳細たることを心掛けたが、史料不足な箇所もあり、また各家の記録によってもその精粗がまちまちであるため、未だに未定稿の感がある。
O本年譜は佐藤誠が作成した。