----- 汝の罪人を愛せよ


   >>> あとがき



 こんにちは。木坂むつです。

 読んで頂いてありがとうございます。

 八月くらいから取りかかり始めて約5ヶ月。待っていて下さった方、大変お待たせいたしました!!

 ホントに長かったです。自分でもそう思うくらいなので、ここまでおつき合いいただいてほんとにありがとうございます。途中で何度も駄々っ子のようにじたばたしてました。完全に前作の倍ですよね…。いくつか書いてみて、傾向からいって続き物は前作より長くなると踏んではいましたが、ここまで長くなるとは思いませんでした(笑)
 そしてまたもや悶々と暗い(爆)こんなどシリアスなハズじゃなかったような…(いや、まだクセのあるネタを抱え込んでいるのですが)

 なんだか書けば書くほど筆力のなさがぼろぼろと出てきて、冷や汗ものなのですが、なんだってこんなものを書こうと思ったんでしょうか、私。どんどん自分の首を絞めていっております。そして資料もどんどん怪しいモノが開拓されております(笑)
 さらに筆力云々を上回る出来事が、書いている最中に実現されて空笑いを浮かべておりました。はい、近未来のハズなのにとうとう警察手帳が一新されて世に出てしまったことです(爆)ヤバイ…。ええ、もちろんいつまでたっても近未来ですんで、都合の悪いことも合い言葉は「近未来」で!(自爆)
 最終的な目論見が完全にフィクションなので、せめてそれを書く日まで変化が起きませんように…、というのが目下の願いでもあります。

 今回のタイトルはぎりぎりまで悩んで悩んで付けました。ホントは「鈍く蒼い痛み」とかいうこれまたハードボイルドタッチな、オトメが逃げていきそうなシロモノだったんですが(笑)「汝の罪人(つみびと)を愛せよ」も固そうな雰囲気は変わんなかったですね。有名な「汝の隣人を愛せよ」のもじりです。宗教的な匂いがぷんぷんしてますが、決め手は前回のタイトルももじりで付けたので、それに習おうという単純な理由です。

 次は禁断症状が出てきたので、多少明るめの恋愛ネタを中心に行きたいと思います。
 今回のお話も、最初の段階ではお互いの気持ちなんてもっとさらっとしてたんですが。作者自身が物足りなくなってきてしまいました(笑)やっぱり恋愛ネタがエネルギーの活力になるみたいですね。
 いかがでしたでしょうか?
 面白かったとか、つまんなかったとか、痛かったとか、イタかったとか、なんでもいいので感想いただけると非常に嬉しいです。

 では、また次回の作品で。

 

2002年12月20日 木坂むつ


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